時代の変化が早いと感じている人は多いでしょう。今の職業・仕事が未来も残っているのか心配になることもあるでしょう。
もしもそのように感じない人がいるとすれば、相当なぬるま湯の世界に浸かっているのかもしれません。
情報化産業は常に加速度的に変化し続けています。もしも創造力を生み出さずに、必要だから存在しているような仕事は、急に仕事がなくなるかもしれません。
それでも仕事が無くならずに存在し続けられるのだとすれば、何かに守られているだけかもしれません。別の替わりがあるにもかかわらず、とりあえず存在している仕事をして、やりがいは感じられるのでしょうか?仕事は苦痛(have to)だけど次の休みが待ち遠しかったり、仕事へ行くのは嫌だけど、生活のためにと頑張ったり。それではやる気のエネルギーは出ません。
「それが仕事だよ」と思っているとすれば、社会的な洗脳であり、奴隷脳に侵されてしまっています。
今後(本来は過去も未来も関係なく)は価値を創造することが仕事となります。歯車として当てはめられた他人からの評価ではなく、自分軸で作り上げていくゴールが価値を生み出すのです。


世の中には、仕組みが変われば不要になる仕事がたくさんあります。
銀行などの金融系業界が今後、大リストラがはじまるのもそういうことです。
フィンテック(「finance」と「technology」)が進むと、手作業の帳票作業は不要になり、人員余剰になるのです。これだけの情報社会の中で未だに手作業業務が必要だったのですが、第四次産業革命として一気に普及していくでしょう。

また、暗号化通貨が台頭するのは確実です。法貨がデジタル通貨になり、民間銀行が仮想通貨を発行することで、国内の法貨が複数になれば、国がインフラ政策がとりにくくなるような時代がくるかもしれません。そしてさらに、完全準備預金制度へ移行していくことで不景気、景気というものが無くなり、経済が安定的になる時代がくるかもしれません。
暗号化通貨や完全準備預金制度の話は余談ではありますが、ルールが変わって今後大きく変わっていくものの代表が金融業界でしょう。


また、雇用のために作られた仕事もあります。
大きな産業になると、何万人もの雇用がぶら下がっています。発電に始まる電気事業も同様です。もちろん私も発電機の制御システムエンジニアとして働いていた経緯がありますので、空気感は手に取るようにわかります。
実際に、エネルギー関係の所長と話をしたことがありますが、大きな仕事を定期的に発注させるようになっていると言っていました。大きなメーカーに始まり、地元の中小企業までものすごい人が関わっています。正に雇用を創出し続けているということです。


国や、地域を潤わせるくらいの大きな企業が雇用を創出していると、なかなか時代の変化に応じた舵取りを細やかに行うのは難しいものです。数年単位、10年単位などは当たり前ですが、原子力発電所のように100年単位で計画的に進めている事業もあるからです。
だから、どうしても時代の変化に対して大小のタイムラグが発生してしまいます。


情報技術は常に加速度的に変化していますから、もしかしたらあなたがいる産業が急に斜陽産業になっていくことも十分にあるのです。
一昔前までは、別業界からの新規参入というのは気を使い、敬遠されているところもありました。しかし現代は、大きな企業は新たな業界へ進出することは当然のように行われます。
ですが、情報化の変化というのはそういった新規参入とはことなります。もっと上の抽象度から変化するものです。業界の仕組み自体が変化してしまうということです。
テレビからインターネット、携帯電話からスマートフォン、ネット通販への変化も別の抽象度からの変化です。このような変化は新規参入というよりは、抽象度の高いところからの変化と捉えられます。
抽象度の高いところから変化が起これば、下層の抽象度へ一気に変化が起こります。


より確実で、より安全であれば、新たに選ばない理由はないでしょう。もしもミスが起きたとしてもそれはバグであり、修正すれば終わりです。システムは想定内であれば確実に動いてくれるのがシステムなのです。
更にシステムであれば公平です。同じ条件にもかかわらずAさんはOKでBさんはNGというようなことはありません。均衡が取れるのも良い点であり、利用者にとってもありがたいことです。


もしも、あなたのいる業界が斜陽産業になっていくことが分かったとしても、別に怖がる必要はありません。
第一に勤続年数により異なりますが、日本であれば、半年程度は雇用保険が保障されています。さらに会社都合での退職であればさらに増えては保障されています。
その期間中に新たな職能を身に付けることも可能ですし、自治体によっては実際に職業訓練学校が併設されています。
私の考えでは縮小していく産業に残るよりも、新たな産業へ移行した方が楽しいと思います。
産業革命以前であれば、ここまで時代背景がかわり一気に仕事がなくなることはなかったと思いますが、今は超情報化社会です。
残れば退職まで10年20年粘れるような時代でもないと思います。


さらに言えば、本気でやりたいこと(want to)ゴールをやってください。やりたいことをやるのですから、どんなにやっても苦痛はないはずです。
よく言うことですが、コーチングにおけるゴールは仕事も趣味も同様です。どちらもやりたいこと。そして自分にしか役に立たないものが趣味。他人の役に立ってしまったものが仕事。なのです。
ですから趣味をとことん突き詰めてしまった結果、他人より知識、技術が秀でてしまい仕事になってしまった人たちは沢山います。わかりやすいところで言えば、演奏家や画家などの芸術分野はそうなのではないでしょうか?プロスポーツ選手も同様です。
そこまで極端ではないにしても、あなたの得意な分野を伸ばせばいいのです。もしもなければ、今からでも本当に心からやりたいことをやるべきです。
ゴールは現状の外側に設定することが正しく、間違いなくエネルギーが出ます。それがwant toエネルギーであり、前頭前野内側部が発火し、ゴール達成のために次々にアイデアが浮かんでくる状態です。奴隷脳では決して発火しません。


もしも金銭的に余裕があったり、バックアップしてくれる存在があるのであれば、時間を大切にしても良いかもしれません。未来の社会変化を予測し、今後世の中に必要とされる仕事を新たに創造しても良いのです。そのアイデアが出るまで何年間か余裕のある生活を送ってもいいのです。
「成功する」というゴールがあれば、次々とアイデアが出てきますし、より深くイメージすれば臨場感が高まるアイデアも出てくるはずです。
誰かの権利を侵害しないのであれば、仕事をせずにまとまった時間を作ってもいいのです。
「いい年齢の大人なんだから社会人として働きなよ」というのが社会的な常識かもしれませんが、苫米地式コーチングではそういう制約はありません。必要なら働けばいいのであって、必要がないのであれば無理に働く必要などないのです。引きこもりだって何も問題ありません。

過去よりもよりあなたの未来が大切なのであり、大きなゴール、より多くの人に働きかけるゴールが重要なのであり、そのためにアイデアが出てくるようにするのも重要なことなのです。


仕事の変化は正に無常です。常に安定して存在し続けるものなどないのです。情報化に伴い社会の変化は加速度的に変化しています。
ですから逆に、変化があることを受け入れて、それを楽しんでしまえばいいのです。
その第一歩は他人と比較することを辞めることです。そして自分軸であなた自身のやりたいこと(want to)ゴールへ突き進むことなのです。
ここまでしっかり読んでくださった方なら間違いなく結果を出すことができます。


【ゴール設定】止められてもやってしまうくらい心からやりたいことをやること



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齋藤愼治
アスリートメンタルコーチング
苫米地式コーチング認定コーチ
~自分軸の人生をかっこよく自操する~
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