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恐怖は私たちの判断を鈍らせ思考停止にしてしまいます。
実際に恐怖に支配されると脳は大脳辺縁系、偏桃体が優位になり、論理的な思考を司る前頭前野の働きは抑えられてしまうのです。


偏桃体は、「ファイト・オア・フライト」(戦うか逃げるか)のようなとっさの場面に働きます。
例えば、山の中を歩いていて目の前に獣が現れたとき、とっさに戦うか逃げるかの判断をしなければなりません。前頭前野を働かせて冷静に
「この獣はどのくらいの速さで突っ込んでくる」
など悠長に分析している余裕はありません。一瞬にして判断を下すのが偏桃体の役割なのです。

このように偏桃体が働くと前頭前野の介入が抑えられてしまうのですが、ある意味、原始的な生活では必要な機能なのです。


偏桃体は恐怖、不安、好き嫌いなどの原始的な感情を司っています。
ですから恐怖や不安に支配されることも偏桃体が優位に働き、前頭前野の働きが抑えられてしまうことになるのです。
よって恐怖や不安は特に注意しなければならない感情なのです。


しかし、恐怖や不安を煽ることは洗脳者たちの常套手段でもありますし、洗脳をしかけるつもりがなくても使っている場合もあります。
人を操るのに最も簡単な手法だからでしょうか。親が子どもを操るのにも使っています。


前頭前野の働きが抑えられて偏桃体が優位に働いてしまうと、冷静な判断ができず支配者の思うようにコントロールされてしまう危険があるのです。
ですから、偏桃体が優位にならないようにしなければなりません。

まずは、相手が脅しをしかけてきたら怪しむようにしましょう。これだけでも恐怖の介入の大部分を抑えることが可能です。
特に相手の利益になるような脅しには注意が必要です。


では、どうしたら恐怖に打ち勝てるのでしょうか?
まずは、現代の日本において一般的な生活をする上では死を恐れるほどの恐怖や不安は不要だということを認識してください。
獣に襲われるようなことはマズありません。死を感じさせるようなニュースがありますが、確率的には全く心配する必要のない確率です。

「だから何?」「それで?」
「でも死ぬようなことじゃないよね?」
「宝くじよりも当たる確率低いけど」
死ぬことじゃないと理解できれば、怯えている理由が何なのか、理由のないことに怯えているのだとわかるはずです。


よく観察する事も重要です。
しっかりと観察することで本質的なポイントが見えてきます。
因果関係のないことを主張していることは多々あります。

その昔、「あるある大事典」という番組で納豆ダイエットが放送された後に納豆が店頭からなくなってしまったことがありました。後に内容がねつ造されたもので番組が終了するとともに大きな社会問題にもなりました。
あの番組を視聴中に私は異変を気付いていました。
納豆によるダイエットの効果を謳うのに教授からコメントが入っていたのですが、日本人じゃなくて外国の教授だったこと。外国で納豆の研究をしていてもおかしくはないかもしれませんが、日本の研究の方が確実に進んでいると感じた点。そもそも納豆を仕入れるのに日本以上に適した国が当時あったとは思えないこともありました。
さらにコメントについてですが、外国だったことをいいことに全て吹き替えていました。普通は外国語でも話していることは聞こえるようにしてテロップなどで訳を流したり、吹き替えるにしても少しは元のコメントが聞こえるようになっているはずです。それを見て、これでは作り手のいいようにコメントを作り変えることが可能だと感じたのです。
そして決定的だったのは内容です。パックされた納豆の状態、食べる直前にかき混ぜた状態では効果はなく、かき混ぜてから時間を置いたら効果があるというものでした。それにより視聴者にはそうすれば効果が出るんだという刷り込みをされたわけですが、そもそもかき混ぜた状態で売られている食品があります。納豆巻きです。納豆巻きにダイエット効果など聞いたことありませんでした。
これらの点から視聴しながら怪しさを感じていましたが、実際に後日、ねつ造が発覚し大きな社会問題に発展したのです。

主張する内容の根拠、因果関係を見極めてください。冷静に観察するほど見えてきます。


「地獄へ落ちる」てきな社会的洗脳もあります。
あの世の理論をこの世に持ち出すのはルール違反です。
その場合も、
「私はこの世のルールを使います」
でいいのです。
あの世の為、老後の為に生きるのはバカバカしいですよ。あなた自身のゴールのために生きればいいのです。


会社を辞める際も、上司はあらゆる理由付けをしてきます。
実際に私は再就職先を決めずに会社を辞めると伝えたところ
「次も決めずに30代で辞めたら路頭に迷うぞ」
とも言われました。
しかし路頭に迷っていませんし、それどころか「完全want to」しかしない最高のコーチング人生を送っています。
それよりも、その会社は妄信的に安心と信じられていた巨大企業でしたが、先日東証一部から降格しました。


これらのことは、支配する側に都合が良いように恐怖を煽っているのです。

更には
「縁起が悪いこと」
などと言われるようなこともあります。
しかし、それらも科学的根拠は一切ありません。
支配者側に都合がよい、または一番洗脳したいことを妄信的に信じ込ませるための撒き餌のようなものととらえてみてください。
そして未来のことは誰もわからないのです。
根拠のない安心にあぐらをかくくらいなら、自分自身でやりたいことを築いていった方がよくないですか?それがコーチングでは可能なのです。

そうすることで視点が上がり、俯瞰して自分自身を見つめることが可能となるのです。
要するに冷静に自分をコントロールすることが可能になります。


暗闇などでは偏桃体が優位になりやすいのです。いきなり何が出てくるかわからないし、それに備えなければならないからです。
ですが、そんなことも不要です。出てきたとして猫くらいじゃないですか?
脳がそのように備えているだけなのです。ライトで全体を照らして、明かりポップな曲が流れれば一瞬でリラックスできるはずです。しかしそんなことをせずに、いつでも明るい気持ちでいていいのです。
慣れてくれば暗闇でリラックスすることも可能です。



他人の価値観を受け入れるのではなく、自己責任で自分自身で全て決めてください。
そうすれば、得も知れぬ恐怖に支配されることはありません。
恐怖や不安の「頭のごみ」を捨て去り、一気に未来思考に転換してください。






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齋藤愼治
苫米地式コーチング 苫米地英人 認定コーチ
JAPAN MLD セラピストスクールマインド講師

~自分軸の人生をかっこよく自操する~
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